病気の治療

ウオジラミ

症状

ウオジラミ又はチョウと呼ばれる甲殻類の寄生虫で、体長は3〜5mm扁平な円形で透明ですが、肉眼で十分確認できます。
魚体に取りつき毒素を出して吸血するため皮膚炎を起こします。
そのまま放置すると衰弱死に至ります。

原因

新しく買ってきた金魚に付いているか、水草に付いてくるかがほとんどのようです。
また、生餌等に混入していることもあります。

治療方法(下に行くほど効果が高いと思われる)

魚体に取りついているウオジラミをピンセットで取り除き、傷口にはメチレンブルーを塗って消毒する
(1)1.5%食塩水で水槽ごと薬浴
(いきなり1.5%の高濃度にせず0.6%程度から徐々に濃度を上げていく)
(2)薬品による薬浴
   1.マゾテン
   2.リフイッシュ

予防方法

新しく金魚や水草を追加するときには良く観察してウオジラミが付いていないことを確認しましょう。
また、本水槽に入れる前には必ず食塩浴させること。
日頃から良く観察すること

特記事項

筆者の経験から言うと、初期段階のウオジラミは主にヒレかエラにつきます。
やはり鱗のある所は吸血しにくいようです。
大量発生すると薬浴しても再発する可能性が高いので、必ず水槽をよく洗ってください

病魚の画像

uojirami.jpg

(提供:キキさん)


トップ   新規 一覧 検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS