病気の治療の基本は食塩浴でしょう。濃度は0.5%〜0.7%ぐらいが良いでしょう。(私は0.6%をお勧めしています) それ以下の濃度では殆ど効き目が期待できませんのでご注意ください。 1%以上の食塩浴は短時間で使用します。濃度1%で30分浴も効果が高いようです。しかし、1%以上の濃度の使用は難しいので慣れるまで早めておいた方が無難でしょう。そのまま死なせてしまう事があります。
濃度については、0.1%が水1リットルに対して1グラムの食塩を溶かします。 0.6%の場合には、水1リットルに対して6グラムとなります。60センチ水槽だと大体57リットルぐらいの水が入っていますので、342グラムになりますね。あまりの多さに驚くかと思いますが、大丈夫です。 ただ、弱っている金魚の場合には、強くショックを与えてしまう事がありますので、数時間かけて少しづつ溶かすのも良いでしょう。
濾過細菌にダメージを与える事が殆ど無いと思われますので、いい方法なのですが、水草や貝等の他の生き物が入っている場合には枯れたり死んだりする場合があるので注意しましょう。外に出すか、他の容器での治療が良いでしょう。