金魚の飼い方

金魚飼育と酸素量の関係について

よそのHPを見ていてを見ていてふと思ったんのですが、良くエアレーション無しで飼育できるか? と言う事を聞かれますが、良く分からないので経験的な勘で答えています。 結論的にはやってみないと分からないと言う事になってしまいます。。。

で、リンク先を見る限りでは水1Lの酸素溶存量(酸素が水中に溶け込める最大量)が 水温15度の時に、7.15(別サイトで調べた限り単位mg)で、100gの金魚が1時間で消費する酸素量が5.8mgですので、 1時間中に酸素が溶け込まないと言う前提(ありえませんが。。)だと 17分後辺りから酸素が無くなり、水面でパクパクしていると言う事が想像できます。 ちなみに調べた限りでは、100g(体重)の金魚は和金だと8センチのが5匹だそうです。

今の時期だと水温は30度ぐらいあるかと思いますので、水温30度の場合は酸素溶存量が5.48mg 金魚の酸素消費量が15mgですので、20フンぐらいで危険になると思います。

分かりにくいので8センチの和金1匹と考えると、酸素の消費量が3mgなので、1時間50分ぐらいですね。 で、和金1匹を24時間酸素不足にしない為には、3mg×24=72の72mgが必要ですので、 水量としては、72÷5.48=約13.14で13.2リットル必要と言う事になります。

これはあくまでもエアレーションがない場合で、その間に酸素供給がまったくない場合の事になりますので、 実際にはその間にいくらか酸素が溶け込みますので、溶け込む量が分からないと実際には分かりません。

酸素が溶け込む量は、気圧と水の表面積に依存すると思いますが、この辺りの情報はネットで調べたのですが見つけられませんでした。 ご存知の方いらっしゃいましたら教えてください。

書きたかったのはここからなのですが、エアレーション無しで飼育する場合の条件ですが例えば上記の100gの金魚を飼育する場合、 水温30度で15mg/時の酸素量が必要ですので水面から自然に溶け込む酸素量が15mg/時を超えていれば、 エアレーション無しで飼育できると言う事になります。(実際にはバクテリアがいたり、コケがいたりしてこれ以上に必要なはずです)

15mg/時の酸素が溶け込める水面積が分かればかなり的確なエアレーション無し時の飼育条件が算出できそうです。

結論分かりませんでしたが、導入時等のトリートメント時に上記の条件の水量を確保すれば、 エアレーション無しで大丈夫と言う事が分かったのかなと思います。


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Last-modified: 2020-06-25 (木) 11:17:12